スガシカオ
2014年05月26日
昨日の朝、
Gunosy朝刊で、
スガシカオ「ぶっちゃけ曲DL販売だと赤字。CD買ってもらうしかない。音楽業界の負の連鎖だ」
↑こんなNewsが流れてきて、
「CD」と比べると「配信」から得られるアーティストの収益が
極端に低いことを確認していたところ・・・
夕方、
AKB48メンバーの握手会での襲撃事件のNewsが、
TwitterのTimelineから流れてきて、、
あらためて「CD」というもののあり方について考えてしまった。
私自身、「音楽を聴く手段」として「CD」を使わなくなって久しい。
10年程前から、データ化してPC内に取り込んで聴いており、
(CDを水洗いしていた頃の私のBLOG記事参照w)
最近では、ネット配信やYouTube等で聴くことが圧倒的に多い。
一般的なユーザーも ここ数年で、
ほとんど同じような状態になったのではないだろうか。
一方、
音楽産業自体は、相変わらず「CD」を軸とした体制から抜け切れていない。
そのような状況下で、
AKBは「音楽を聴く手段」以外の用途で「CD」をたくさん売る手法を
生み出した。
「握手をするための手段」としての「CD」。
「音楽を聴く手段」としてCDが終焉したここ数年にも関わらず、
「CD」の売上が成り立っていたのは、AKB商法のおかげであり、
さすがだなぁ、と感心していた。
ただ、今回の握手会襲撃事件で、
この手法の見直しが行われるかも。
当面の握手会の中止も報じられているし、
警察の指導も入ったとのこと。
「音楽を聴くための手段」として「CD」というパッケージが
必要ではなくなった今の時代に、
必要ではなくなった今の時代に、
過渡期的に行われてきたAKB的手法ではあるけれど、
今回の事件をきっかけに転換点を迎えることになるのだろうか。
今回の事件をきっかけに転換点を迎えることになるのだろうか。
3月の記事にも書いたとおり、
音楽のヒットの基軸を「CDの売上」に置くことの変革が求められているだろうし、
さらには、
7年前の記事にも書いたとおり、
音楽ビジネスの収益の基軸を「CDの売上」に置くことの変革、
が求められていることは確かだと思う。
これからは・・・
音楽のヒットの軸はYouTubeの再生回数、
収益の基軸はライブ動員とタオルの売上・FC会費など、
がイイのではないだろうか?