あおり
2013年11月10日
今読んでいる『TVディレクターの演出術』という本に、
カメラアングルについて記載されてたので、
あらためて、ココにまとめておこうと思う。
↑冒頭のヒトラーの写真のカメラアングルは、
下から上へと見上げるような角度のため、
ヒトラーの威厳があるように感じられる。
コレは、「あおり」と言われるアングル。
別名、ローアングル。
まあ、本当に威厳があったのだろうけどw、
ソレを増幅させていた要因の1つは、
このあおりのアングルかも。
ヒトラーのビデオや写真の多くで、
この「あおり」のカメラアングルが見られる。
ちなみに、
上から見たようなカメラアングルを「俯瞰」と言い、
(別名、ハイポジション)、
被写体の目線と同じくらいのアングルを「目高」と言う。
被写体に威厳や迫力を持たせない場合、
俯瞰か、目高かで決めていく。
意図的に使い分けたいものである。
◎「アオリ」アングルについて書かれてる参考書籍: