新沙洞の虎#nowplaying BASS

2013年01月27日



※feat.hyuna ver.

昨年、YouTubeで世界で爆発的にHITした、
韓国のPSY江南スタイル(Gyangnam Style)!

歌ってる彼自身がキャラ的に面白く、
世界共通のエロスな感情が軸になっている点が
世界的HITの核心かと思うけど、
さらに理由があったようだ。

今朝のTwitterで見かけたNEWSによると、

> PSYのケースでは、音源の使用を許可し、
> マネタイズするかたちをとったことで、
> ユーザーが自由にパロディビデオを制作。
> これが全世界にそれぞれの名を知らしめる結果につながった。

とのこと。

YouTubeを始めとして、
Twitter, Facebook等、SNSが発展した今日この頃、
Userは単に視聴するだけでなく、自ら発信もする存在。
さらには、Createもする存在。

だからこそ、
Contents側はCopyされることを敵と見るのではなく、
ソレを味方につけることを考える必要がある。

拡散のための導線作りをしっかり設計して取り組むと、
有効だなあ、ホント。

ちなみに、
私自身もYouTubeの公式Channelも運営しているのだけど、
YouTubeのコンテンツ管理プログラムでは、
自分が権利を持つコンテンツを権利者以外が
アップしたことが検知された場合、
パートナー企業は対応を下記3つの中から選択できる。

 1:削除する(ブロック)、
 2:そのまま公開して利用状況を調査する(トラッキング)、
 3:公開し、かつ広告を表示させることで収益につなげる(マネタイズ)

さらに、、
この3つの選択肢それぞれに下記の3段階から選べる。

 1:動画そのものの公開を許可する(ビデオID)、
 2:動画は許可しないが、音源の使用は許可する(ミュージックID)、
 3:動画も音源使用も許可しないが、詩とメロディーの使用は許可する
  (メロディーID)

PSYの場合、
公開し、広告収益につなげて(マネタイズ)、
音源の使用を許可する(ミュージックID)を選択したと思われる。

まず、MVを公開して韓国内〜アジアで普及し始め、
次にメイキングビデオを公開、
さらには、ビデオに登場する女性のボーカルバージョンも公開、
(冒頭で紹介したHYUNA VOCAL等)
と展開していくうちに、
実際に、USERがパロディービデオをUPするようになり、
ソレがFB,Tw等のSNSで急速に拡散していく、
という導線が展開されていった。

NET、さらにSNS、
と、環境が整った今日この頃、
彼のように世界を意識した展開を行っている人を見ると、
実に気持ちイイ。

逆に、環境が整っているにも関わらず、
日本国内の共通認識を持った人だけに売り込んでる人など、
ホント、みっともない。



shun699 at 11:15│ このエントリーをはてなブックマークに追加 MARKETING WARS 
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